日本で販売されている食品には、アレルギーの症例数の多い7品目(えび、かに、小麦、そば、卵、 乳、落花生(ピーナッツ))について、食品表示基準で規定されており、法令で表示が義務付けられています。これらの特定原材料7品目の他にも「特定原材料に準ずるもの」として21品目の表示推奨品目があります。
では、デーツはどうかというと、上記アレルギー品目に該当しません。デーツは重度のアレルギーを引き起こすことが少なく、誰でも安心して食べられる食材といえます。
そのため、妊娠中の方や幼児の離乳食などにもおすすめです。しかしながらごく稀に他の食品と同様、遅延型アレルギーを発症する可能性があるとのことで、食べてからしばらくして不調を感じた場合は食べるのを控えて様子をみてください。
食物アレルギーには治療薬がないため、症状を緩和する薬を使用しつつ、アレルゲンの食材を除去する方法が一般的です。それでも改善が見られない場合は医師にご相談ください。