デーツ(なつめやし)はドライフルーツなので、基本的には長期の保存がききます。これは保存食や常備しておきたいスーパーフードとして嬉しいポイントです。品種や製品ごとに乾燥状態が違うこともあり、期間はそれぞれ異なるので一概には言えませんが、常温や冷蔵での賞味期限は、
開封前・・・3ヶ月~1年ほど
開封後・・・1ヶ月ほど
と言われていて、温度によっての保存期間にさほど変わりはありません。
未開封のデーツは直射日光、高温多湿を避けた冷暗所ならば常温保存で十分ですが、開封後の最適な保存方法は冷蔵庫保存です。乾燥剤などとともに一緒に密封状態で冷蔵保存するのが一番劣化を防ぐことが出来ます。
ただ、品種の違いや糖分の含まれ具合や、乾燥状態などで期限が変わってくるので、必ずパッケージを確認するのが良いでしょう。また冷凍保存も可能ですが、解凍する際に繊維が壊れて味が落ちてしまうデメリットもあります。
では、劣化したデーツはどんな風に見分けたらいいのでしょうか?
見た目は黒っぽく変色などしていないか、香りは異臭がしていないか、そして味は酸味やカビのような埃っぽさがないかなど、購入時との違いに気付くことが大切です。
味が落ちてしまったデーツは、ラムやブランデーなどのお酒に漬け込むのもおすすめ。デーツの香りがうつったほのかに甘いお酒になります。正しく保管して、栄養豊富なデーツを日常的にお楽しみください。